英語、通じませんでした

問題ないと思っていた英語が、通じないどころか、まさかのトラブルに発展⁉ ハラハラドキドキの体験談です。

Ireland
Y・Kさん(30代 機械)
年に2回ほど、展覧会出展のため欧米出張をする機械メーカー社員。展覧会では現地採用社員に通訳を任せているので英語を話す必要はなく、日本語オンリーで出張を乗り切っている。TOEIC®は500点くらい。

Vol.1「“TV is out consent.”=弁償!?」

海外出張はいつも現地採用社員が通訳として同行。ホテルの予約をしてくれるし、自分はキーをもらったらチェックアウトまで特に何かを話す必要もないので、楽なものだと思っていました。

今回の展覧会はアイルランドのダブリン。通訳に連れて行ってもらったアイリッシュ・パブで、本場のギネスのおいしさにうなりまくり。翌日は開始が遅いということもあり、夜遅くまでパブで飲み、ホテルの部屋に帰ってからはテレビでサッカーの録画放送を見てなんとなく夜更かし。1時を回ってそろそろ寝ようと、リモコンでテレビを消そうとしたら、作動しません。何度もいろいろなボタンを押してみても、テレビは消えない。仕方なくコンセントをブチッと抜いてテレビを消して、やっと就寝。

翌日、部屋を出ようとしたときにちょうど清掃係が外にいたので、テレビのことを言っておこうと思って “TV is out consent.”と言いました。 ブロークンだけど、TVとコンセントとアウトで「コンセントを抜いたからね」と分かるだろう……と思っていたら、不審な顔になり「それはフロントに言ってくれ」と言うのです。「コンセントを抜いたのはまずかったのか? まさか壊れて弁償か?」と不安に思いつつ、フロントで同じことを言ってみたところ、さらに神妙な顔つきになって“What is wrong with it ?(何がダメなんだ?)”と聞いてきます。「えっ、なんか大ごと!?」とパニックになり、あわてて通訳に連絡をして電話で話をしてもらいました。するとすぐにフロントの人は理解して、笑顔になったのです。

後から通訳が教えてくれました。「電気のコンセントは英語では“plug”(プラグ)と言うんですよ。コンセントは承諾するという意味だから、Y・Kさんの言葉は『テレビに承諾できない』という苦情と受け取られてしまったようです」と。そして、「コンセントを抜くは“pull out the plug”と言います」と教えてくれました。

やれやれ。「テレビに承諾できない」って時代劇調の言葉遣いか?と、わけのわからないことを思ったと同時に、もう少し英語を話せたほうがいいかもなあ……と思った次第です。

Y・Kさんの体験談はこれからも続きます。どうぞお楽しみに!