若葉マークビジネスマン奮闘記

英会話に自信がもてないまま海外赴任決行! 英語の問題もさることながら、ビジネスを成功させられるか、生活は大丈夫かと不安でいっぱいのあなたも、これを読めばきっと安心。成功できるヒントが探れます。

イラスト/渋谷花織

USA
N・Aさん(40代 コンサルティング)
コンサルティング会社に事務職として勤務。会社の主な業務は、海外展開を行う日本企業のコンサルティングだが、本人は外国人ボスのアシスタント業務が仕事。職場にはさまざまな国籍の外国人が出入りするが、やはり公用語は英語。

Vol.5フランス人女性の揺るぎない自信に感服!

「和を以て貴しとなす」という言葉があるように、日本には和を乱さず、周りと協調することがよし。とされる風潮がありますよね。そうした文化の中で育ってきた私自身も、人間関係を円滑にするには協調性が大切だと考えていました。 しかし、現在の会社に就職し、さまざまな国の人たちと仕事するようになると、そうは言っていられない状況に直面するようになりました。

ビジネスの場だから余計そうなのかもしれませんが、どの国の人たちも自己主張が強くて圧倒されてしまいます。最初のうちは、「文化の違いかな…?」「仕事しづらいな…」と感じるだけでした。しかし、それがビジネスの世界では、当然のことだったとは…。 強引なくらいに主張しないと、あらゆることが不利になる…と気づくまでに少し時間がかかりました。

さまざまな国のメンバーが同席する会議に出席したときのことです。 メンバーのフランス人女性があまりにも激しいフランス語なまりの英語を話すため、会議の席の誰一人として、彼女が英語を話していることに気づきませんでした。 彼女が話し終えたところで、リーダーが「だれかフランス語を英語に訳してくれない?」と発言しました。ところが、当人は「私は英語で話したわよ!」と反論。むしろ私の英語を理解できないほうがおかしい、といった態度です。

その姿を見て実感したのは、ビジネスの場で大切なのは、語学力よりもマインドセット! ネイティブっぽさを追求するよりも、自分の専門分野を極めて、自信を持つということが重要。自分の専門分野について堂々と話すことができれば、周りから一目置かれる、ということです。

ただ、「主張しないと負けてしまう」という文化には、いまだに抵抗があります。これも慣れなのかな~とは、思いますが…。

私が得た教訓
海外でのビジネスに必要なのは、揺るぎない自信! 黙っていたり、消極的だったりすると、実力がないと見なされてしまう。英語のうまさよりも、堂々と話せる内容&厚かましいくらいの自信が肝心!

N・Aさんの体験談はこれからも続きます。どうぞお楽しみに!